+++あ+++

愛と精霊の家
アウト・オブ・タウナーズ
赤ちゃん泥棒
アキラ
悪魔の毒々モンスター
悪魔の毒々モンスター 東京へ行く
アサシン
アダムス・ファミリー
あなたに降る夢
アナライズ・ミー
アニー・ホール
アパートの鍵貸します
アビス
アポロ13
アマデウス
アメリ
アラジン
荒武者キートン
アリス
ありふれた事件
或る夜の出来事
アンカーウーマン
アンタッチャブル
アンダーグラウンド

+++い+++

E.T.
1969
いとこのビニー
愛しのロクサーヌ
イヴォンヌの香り
イル・ポスティーノ
イレイザーヘッドnew
インディ・ジョーンズ
インナー・スペース

+++う+++

ウィロー
ウェインズ・ワールド
ウェルカム・ドールハウス
ウォーターボーイズ
ウォール街
ウォレスとグルミット
浮き雲
ウディ・アレンの愛と死
ウディ・アレンの影と霧
ウディ・アレンのザ・フロント
ウディ・アレンの重罪と軽罪
ウディ・アレンの誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
ウディ・アレンのバナナ
海がきこえる
裏窓

+++え+++

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
エイリアン
駅馬車
エド・ウッド
エリザベス
L.A.コンフィデンシャル

+++お+++

お熱いのがお好き
おいしい生活
狼たちの午後
オースティン・パワーズ
オー・ブラザー!
オズの魔法使い
お葬式
夫たち、妻たち
オディールの夏
男が女を愛する時
男たちの挽歌
男はつらいよ
親指タイタニック
俺たちは天使じゃない
女咲かせます

赤ちゃん泥棒

監督:ジョエル・コーエン (1987 アメリカ)
出演:ニコラス・ケイジ/ホリー・ハンター
内容:元強盗の夫と元婦人警官の妻は子宝に恵まれず、ある大富豪に産まれた4つ子の1人を盗み出す。

2つの夢が現実になるという点がややわかりづらいような気はするが、 とにかくテンポがいい。コーエン兄弟の作品の中でもズバ抜けてテンポがいい。 そしてやはりホリー・ハンターにはコメディの才能があると強く思う。

アキラ

監督:大友克洋 (1988 日本)
内容:第三次世界大戦後のネオ東京を舞台に、政府、反政府集団、そして主人公らの不良少年グループ等を巻き込み「アキラ」の謎が明らかになる。

改めて気がついたこと。一つは、この作品で描かれている近未来は結構恐ろしい世界だな、ということ。 もう一つは、昔の私はこの作品を1回見ただけでよく内容を理解できたな、ということ。 つまり原作を端折りすぎなのである。
世界に衝撃を与えたジャパニメーションの象徴的作品。

悪魔の毒々モンスター 東京へ行く

監督:ロイド・カウフマン (1988 アメリカ)
内容:人気アクション・ホラーのシリーズ第2弾。東京に舞台を移し、毒々モンスターの活躍をブラックユーモアたっぷりに描く。

来なくてもいいのでは?という疑問はさておき、この作品が映画として成立していると言うことが驚きである。 ある意味では映画に限界が無いことを知ることができる。安岡力也、関根勉などが出演。

アニー・ホール

監督:ウディ・アレン (1977 アメリカ)
出演:ウディ・アレン/ダイアン・キートン
内容:男と女の恋と別れをペーソスと笑いで綴るラブストーリー。

ウディ・アレンについて詳しくはコチラを見ていただくとして、 この作品に関しては徹底的に道化です。 しかもたまに真面目、と言うより本人は常に真面目であるからこそ道化は面白いのですが、真面目です。 チャップリンの伝統的なスタイルを受け継いでいると言っても言い過ぎではないと思う。

アパートの鍵貸します

監督:ビリー・ワイルダー (1960 アメリカ)
出演:ジャック・レモン/シャーリー・マクレーン
内容:サラリーマンの悲哀と恋物語を描いたコメディ。

ビリー・ワイルダーの得意とするソフィスティケイティッド・コメディの代表作。 机がずらっと並んだ会社の場面が好き。シャーリー・マクレーンが可愛くてビックリ。

アマデウス

監督:ミロス・フォアマン (1984 アメリカ)
出演:F・マーリー・エイブラハム/トム・ハルス
内容:天才音楽家・モーツァルトの波乱に満ちた生涯を友人であるサリエリが語る。

もうサリエリにしか見えない。

アメリ

監督:ジャン・ポール・ジュネ (2001 フランス)
出演:オドレイ・トトゥ/マシュー・カソビッツ/ドミニク・ピノン
内容:子供の頃から空想好きなアメリが、周りの誰かを幸せにする悪戯をしているうちに自分の幸せを見つける。

J・P・ジュネが自らの趣味・魅力を極力抑えて作ったのが「アメリ」ではないだろうか。 少なくとも私にはそう見えた。 「見る人を幸せにする映画」には違いないが、 アメリが私情を抑えすぎていて形而上的な存在になっている気もする。 それがまた手広く受けた原因かもしれないけど。

荒武者キートン

製作/監督/主演:バスター・キートン (1923 アメリカ)
内容:二つの家の長年続く憎しみ愛により父親を殺された主人公が遺産相続のため故郷に帰ることに。

滝の救出シーンだけでも見る価値があり、アクション映画が一本撮れそうな気もするが、 キートンはいともたやすく救出してしまうからコメディとなる。 キートンの保険契約を引き受ける会社がなかったという話も頷ける一場面だ。

「セブンチャンス」等に比べると小ネタは少なく、ストーリー重視といえるが、 招待された家を一歩でも出ると家の人に殺されるというサスペンスのような極限状態を、 うまく利用して笑いを生み出している。特にラストの笑いは好きだなぁ。

原題は「Our Hospitality」。イヤなおもてなしである。

ありふれた事件

監督/出演:レミー・ベルボー他 (1992 ベルギー)
内容:非道な殺し屋をカメラクルーが密着ドキュメント調で撮る形式のモノクロ映画

ベルギーはワッフルだけだと思っているアナタに。 主人公にとって人をコロスことは純粋に金を得る手段に過ぎない。 これを笑っていいのか?という見る側の良心の葛藤を嘲うかの如くコロし続け 死体を捨てるシーンで「笑え」と止めをさされる。 何事も慣れによりありふれる。

アンダーグラウンド

監督:エミール・クストリッツァ (1995 フランス=ドイツ=ハンガリー)
出演:ミキ・マノイロビッチ / ラザル・リストフスキー
内容:旧ユーゴ50余年の歴史を描いた映像絵巻。

ユーゴスラビアが第二次大戦のあと何がどうなって内戦が起こったのかはよく知らないが、 この作品は面白かった。というのは見る側も映画化される側も、 国や状況がまったく違っても同じ人間であるからだと強く感じた。 人間の原罪である兄弟殺しからして、 題材はユーゴスラビアだけど全ての人間へのメッセージということなのだろうか。

実際起こっている悲劇を喜劇的に描き出すことで悲劇を際立たせている。 これはコメディであり、人間賛歌であるといえるのではないだろうか。 いえなかったらごめんなさい。 クロとソニしか覚えていないがとにかく登場するキャラクター全てがおかしかった。

ちなみにあの音楽隊は一体なんなのか。 よくわからないがしかし雑然とした民族の生命力を感じさせる。 『昼下がりの情事』へのオマージュという説もあり。

イル・ポスティーノ

監督:マイケル・ラドフォード (1995 イタリア)
出演:マッシモ・トロイージ/フィリップ・ノワレ
内容:ナポリ沖の小さな島に亡命してきたチリの国民的詩人と漁師になる事を嫌がりその日暮らしをしていた郵便配達人の交流。

これは私を泣かせようとした数少ない作品の一本ですが、 これにはやはりマッシモ・トロイージが本当に死んでしまったというのがきいています。 嗚呼このお人は死んでしまったんだ、死んでしまうまでこの作品を撮りたかったんだ、 という感嘆と、本当に死んでいく人の表情のリアルさ(←当たり前)、 この2つが私にはかなりキいたようです。

イレイザーヘッド

監督/脚本:デビッド・リンチ (1976 アメリカ)
内容:しがない印刷工がガールフレンドに子供ができたことから結婚を決意

デビッド・リンチのデビュー作。 この人の映画はあまり見たことないが(2本目)、 いつもよくわからないというのが正直なところだったりする。 荒んだ雰囲気や印象的な映像、総じて見るものをイライラさせる何か等、 リンチ流はかなり確立していた様子はある。

よくわからない内容については、 微妙な相手を妊娠させてしまい、さらに産まれてきた子供は化け物で、 挙句相手の女には逃げられて、と主人公にとっては正に悪夢が終わらない状況で、 主人公はその悪夢に押し潰されちゃっておかしくなったのかなと。 ただラストで主人公は昇天したようなので、 主人公にとってはおかしくなってしまうことが必ずしも悪い結末ではないのかもしれない。 逆に考えれば天国へ行くのに多大なものを犠牲にしたことにもなるけど。 いずれにしても全ての点で万人受けはしないだろう作品。

インディ・ジョーンズ

監督:スティーブン・スピルバーグ (1981,1984,1989 アメリカ)
出演:ハリソン・フォード
内容:1作目/エジプトに眠る黄金の聖櫃を求めて冒険
2作目/考古学者が「聖なる石」を求めてまた冒険
3作目/考古学者が今度は「聖杯」を求めてまたまた冒険

シリーズ中、レイダースが一番好きです。 正確にはレイダースの敵役・ナチスのおっさんが一番好きです。火傷するところなど最高です。 たまにテレビで見ると意外と大したこと無かったりしますがそれでもワクワクさせてくれるのは何故でしょう。

物語の敵役はナチス→呪術軍団→ナチスと変遷し、アメリカが嫌いなものがよくわかる気がします(物語の性質上、東側は出てこれない)。

ウェルカム・ドールハウス

監督/脚本:トッド・ソロンズ(1995 アメリカ)
出演:ヘザー・マタラーゾ、ブレンダン・セクストン・ジュニア
内容:いじめられっ子の日常。

学校ではいじめられ、家庭ではちゃっかりした妹やヒステリーな母親とケンカし、 なんとも面白くない日常だが、主人公ドーンは特にめげることもなく、 常に前向きにマイペースを貫く。 物語は妹が誘拐される点以外は特に盛り上がりはないが、停滞もしない。 まずは服装からどうにかしようよというツッコミを入れたくはなるが、 人並みに思春期特有の恋やセックス、その他クールなものへ憧れや家族への複雑な気持ちも持ち合わせており、 日常の生活の中で彼女なりに成長していっている。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」。方丈記の世界。

自殺するほど悲惨ではないし、殺したいほど憎いわけではない。それでもその微妙な悲惨さが哀しい。

ウォーターボーイズ

監督:矢口史靖 (2001 日本)
出演:妻夫木聡/竹中直人/平山綾/哲太杉本
内容:男子高校生がシンクロナイズドスイミング

要するにアレだ、『フル・モンティ』だ。
目標のために困難を排して粉骨砕身というのは 主人公が若く未熟なほど手に汗を握るらしい。 普通に爽やかで面白かった。

ウォレスとグルミット

監督:ニック・パーク (1989,1993,1995,2005 イギリス)
出演:ウォレス/グルミット
内容:チーズホリデー/発明家と愛犬がチーズ・ピクニックを楽しむべく月へ向かう
危機一髪/上記愛犬が誘拐犯にされてしまう
ペンギン/発明家の家に下宿したペンギンが犯罪を犯す 野菜畑/巨大野菜コンテストを巨大人兎が襲う

この作品のせいでクレイメーションが日の目を見たような感があるが、 これはクレイメーションの功績ではなくてシナリオ&キャラクター、 ひいてはこの世界観がフィットするクレイメーションで作ろうと決めた人(監督?)の功績。 ストーリーも小道具も、細かい点まで気の利いた英国らしい設定がいい。

浮き雲

監督:アキ・カウリスマキ (1996 フィンランド)
出演:カティ・オウティネン
内容:冴えない貧乏夫婦の幸不幸

貧しいながらも幸せに暮らすイロタとラウリ。 しかし妻イロタは勤め先のレストランが潰れ、再就職先に希望を見出すも店のオヤジはかなり怪しい。 夫ラウリは会社をリストラされ、再就職にも失敗、家財道具まで持っていかれる始末。 目も当てられないほどの地味な不幸の連続で、「マッチ工場の少女」を彷彿とさせるが、 カードを引かせて適当にリストラする会社、 画面から外された暴力シーン、控えめな飼い犬など、 それぞれ「微妙な」としか言い様のない笑いが絶妙に配置されており、淡々と笑いを誘う。

笑いもせず挨拶もしない無口な登場人物たちの人生は、傍から見ると残酷な起伏に富んでいるが、 イロタとラウリ夫婦の愛情にはさほど影響がない。 酒に溺れて夫の帰りが遅くなっても、夫が全財産を賭けた賭けに負けても、 妻の愛情は盤石で、直向に前に進んでいく。 その妻の行動あってのハッピーエンディングは、 前半の不幸の連続からすると少し以外だったが、心温まる終り方だった。

しかしマッティ・ペロンパーが生きて出演していれば、ラウリはもっとダメダメな感じになったように思うので、 それが唯一残念なところ。

ウディ・アレンの愛と死

監督/脚本/主演:ウディ・アレン(1975 アメリカ)
出演:ダイアン・キートン他
内容:詩人の愛と死。

『アニー・ホール』の1つ前の作品で、ウディ・アレンの小ネタ集としての(今のところ)最後の作品。ロシア文学を下地にしたと思われる笑いがいたるところにちりばめられているが、高尚なものではないので素直に笑える。ウディ・アレンの原点はこういうところにある。

ウディ・アレンのザ・フロント

監督:マーティン・リット( アメリカ)
出演:ウディ・アレン
内容:ハリウッドを震撼させた「赤狩り」の実態

話に聞いたことはあるが実態をよく知らなかった「赤狩り」。 やっぱりアメリカも思想統制みたいなことやってるんだなぁ。 映画的な感想としては、W・アレンが彼にしてはかっこよすぎる役でイマイチ。 彼の作品として見てはいけない。

ウディ・アレンの重罪と軽罪

監督:ウディ・アレン (1989 アメリカ)
出演:ウディ・アレン/マーチン・ランドー/アンジェリカ・ヒューストン
内容:社会的地位の高い眼科医が離婚を迫る愛人を殺してしまう

目の見える人よりも見えない人のほうがよく見えるという皮肉を淡々と描く。 ウディ・アレンの重めの作品の中では一番好き

ウディ・アレンの誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう

監督:ウディ・アレン (1972 アメリカ)
出演:ウディ・アレン/ジーン・ワイルダー
内容:SEXに関する小話オムニバス。

『ソドミーとは何か?』ではジーン・ワイルダーがアブない内科医を好演。 どことなく手放しでは笑えない真剣さが○。 最終話・ミクロの精子圏、ロケット打ち上げスタッフのようなミョーな連帯感もグー。 全くいやらしさを感じさせないのはウディ・アレンの人徳である。

裏窓

監督:アルフレッド・ヒッチコック (1954 アメリカ)
出演:グレース・ケリー/ジェームス・スチュアート
内容:裏窓から覗き見していたカメラマンが殺人事件に巻き込まれた

ヒッチコックの最高傑作の一本。 裏窓から覗き見るというもどかしさ。見えているのに聞こえない。ハラハラするのに手が出せない。 気がつけばそんな主人公の感覚でしか見れなくなってしまうというヒッチコック・マジック。 グレース・ケリーの美しさも必見。

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事

監督:マーチン・スコセッシ (1993 アメリカ)
出演:ウィノナ・ライダー/ダニエル・デイデイデイ・ルイス/ミッシェル・ファイファー
内容:ニューヨークの社交界を舞台にした禁じられた大人の愛

細かい点はよく覚えていないが
実は・・・みたいなところが好き
この映画のウィノナ・ライダーみたいなタイプが一番怖いかも。

エド・ウッド

監督:ティム・バートン (1994 アメリカ)
出演:ジョニー・デップ/マーチン・ランドー
内容:史上最低の映画監督の、映画への情熱と純粋な姿

熱意だけは有り余る史上最低監督へのオマージュ。 全編通してチープさが溢れているところがエド・ウッドの悲哀を感じさせる。

ジョニー・デップの眉毛の上がり方がスゴイ。

エリザベス

監督:シェカール・カプール (1998 イギリス=インド)
出演:ケイト・ブランシェット/ジェフリー・ラッシュ
内容:大英帝国を統治する女王の素顔と成り立ち

主演のケイト・ブランシェットが怪演。 観客にカンフー・キックしたことで有名なマンUのエリック・カントナも出演。

L.A.コンフィデンシャル

監督:カーティス・ハンソン (1997 アメリカ)
出演:ケビン・スペイシー/ラッセル・クロウ/ガイ・ピアース/キム・ベイシンガー
内容:徐々に明らかになるL.A.で発生した大量虐殺事件の真相

映画自体は非常に面白い。出演者も脚本もいい。 が、この映画は日本での宣伝で失敗している。 あんなに大絶賛される前に見ていればもっと素直に楽しめたのになー。 日本映画界の宣伝方法は少なくとも私にとってはマイナスにしかならない。 リービング・ラスベガスなんかも同じ。

おいしい生活

監督/脚本/主演:ウディ・アレン(2000 アメリカ)
出演:トレーシー・ウルマン、ヒュー・グラント、エレイン・メイ
内容:ダメ親父が一攫千金を狙って計画した銀行強盗のカモフラージュのために始めたクッキー屋が大当たり。

ウディ・アレンの基本的な要素は抑えていて十分笑える及第点の作品だが、 突き抜けた部分はない。とはいえ前半の成金ができあがるまでのくだりは笑える。

しかしウディ・アレンが教養のない役というのは、それなりにらしさはあるが、 演技どうこうじゃなくて馴染めない。逆にトレーシー・ウルマンの下品さは最高。 また本妻にふられてフラフラするあたりは本人の実生活とダブって見えて、 自虐的な笑いなのかそうでないのかわからないが笑えない。

お熱いのがお好き

監督:ビリー・ワイルダー (1959 アメリカ)
出演:マリリン・モンロー/ジャック・レモン/トニー・カーチス
内容:マフィアに追われる2人の男が女性のみのバンドに女装して潜り込む

マリリン・モンローの映画ってあまり見ていないのだけれど たぶんこれはマリリン・モンローらしさがいい意味で凄くよく出ている映画なのではないだろうか。 もちろんジャック・レモンとトニー・カーチスの女装コンビも文句なしに笑える。

ラストのお金持ちの一言は映画史上屈指の名言。

狼たちの午後

監督:シドニー・ルメット (1974 アメリカ)
出演:アル・パチーノ/ジョン・カザール
内容:実際の事件を元にした銀行強盗の篭城事件

みんな暑苦しい

オースティン・パワーズ

監督:ジェイ・ローチ (1997 アメリカ)
出演:マイク・マイヤーズ
内容:スウィンギング・ロンドンから甦った伝説のスパイが巻き起こす大騒動

ウェインズ・ワールドの頃と比べると理不尽さは減った気がするが、 隅から隅までいろんな小細工があって楽しい。 Dr.イーブルのラップが頭にこびりついてはなれない。

セ・ラ・ヴィ。

オー・ブラザー!

監督/脚本:ジョエル・コーエン(2000 アメリカ)
脚本/制作:イーサン・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、ジョン・タートゥーロ、ティム・ブレイク・ネルソン、ジョン・グッドマン、ホリー・ハンター
内容:脱獄した囚人3人がお宝を目指す。

脱獄囚3人が宝物を目指して旅するロード・ムービー。 奇妙な話でリアルなアメリカを語らせたら右に出るものはないコーエン兄弟が この作品で描いたのはアメリカの原風景とも言うべき南部の古き良き時代。 強い日差しに照らされたアメリカ南部の風景、ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説や ベビーフェイス・ネルソン、KKKなどの歴史的南部名物がカントリーやゴスペルなどの南部音楽にあわせてテンポ良く登場するので、 いやが応にも楽しくなる。帰ってきた『赤ちゃん泥棒』のノリである。

またこの作品は叙事詩オデュッセイアを踏まえているらしい。 ロードムービーの原典がオデュッセイアであることを考えれば当たり前かもしれないが、 言われてみればサイクロプスもセイレーンもちゃんと出ていた。

ハッピーでもグロテスクでも感動的でも残酷でもバカでも正義でも、 それがアメリカなんだよねと言われているような奇妙な感じを受けるコーエン作品の中でも出色の出来だと思う。 難を言えば囚人3人は活き活きとしていたのに、 ジョン・グッドマンとホリー・ハンターというコメディに最適な2人が生かされてなかったように思う。 てか登場する場が少ないだけだけど。

男たちの挽歌

監督:ジョン・ウー (1986 香港)
出演:チョウ・ユンファ
内容:シンジケートに所属する二人の男たちの敵組織との壮絶な戦い

香港映画のイメージを一変させた名作だが、とにかく強引。
やたらと爆発。
とにかく壮絶。
だが、それがいい。

男はつらいよ

監督:山田洋次  出演:渥美清/倍賞千恵子/毎回マドンナ約1名
内容:やくざくずれが毎回周囲に迷惑をかける
↓見た作品(5/26/06現在全48作中43作)とマドンナ
第1作 「男はつらいよ」光本幸子
第3作 「フーテンの寅」新珠三千代
第4作 「新・男はつらいよ」栗原小巻
第5作 「望郷編」長山藍子
第8作 「寅次郎恋歌」池内淳子
第9作 「柴又慕情」吉永小百合
第10作 「寅次郎夢枕」八千草薫
第11作 「寅次郎忘れな草」浅丘ルリ子
第12作 「私の寅さん」岸恵子
第13作 「寅次郎恋やつれ」吉永小百合
第14作 「寅次郎子守唄」十朱幸代
第15作 「寅次郎相合い傘」浅丘ルリ子
第16作 「葛飾立志編」樫山文枝
第17作 「寅次郎夕焼け小焼け」太地喜和子
第19作 「寅次郎と殿様」真野響子
第20作 「寅次郎頑張れ!」藤村志保
第21作 「寅次郎わが道をゆく」木の実ナナ
第22作 「噂の寅次郎」大原麗子
第23作 「翔んでる寅次郎」桃井かおり
第24作 「寅次郎春の夢」香川京子
第25作 「寅次郎ハイビスカスの花」浅丘ルリ子
第26作 「寅次郎かもめ歌」伊藤蘭
第27作 「浪花の恋の寅次郎」松坂慶子
第28作 「寅次郎紙風船」音無美紀子
第29作 「寅次郎あじさいの恋」いしだあゆみ
第30作 「花も嵐も寅次郎」田中裕子
第31作 「旅と女と寅次郎」都はるみ
第32作 「口笛を吹く寅次郎」竹下景子
第34作 「寅次郎真実一路」大原麗子
第35作 「寅次郎恋愛塾」樋口可南子
第36作 「柴又より愛をこめて」栗原小巻
第37作 「幸せの青い鳥」志穂美悦子
第38作 「知床慕情」竹下景子
第39作 「寅次郎物語」秋吉久美子
第40作 「寅次郎サラダ記念日」三田佳子
第41作 「寅次郎心の旅路」竹下景子
第42作 「ぼくの小父さん」後藤久美子
第43作 「寅次郎の休日」後藤久美子
第44作 「寅次郎の告白」後藤久美子
第45作 「寅次郎の青春」後藤久美子
第46作 「寅次郎の縁談」松坂慶子
第47作 「拝啓 車寅次郎様」かたせ梨乃
第48作 「寅次郎紅の花」浅丘ルリ子

テレビドラマから映画化という手法の走りである「男はつらいよ」の魅力は、 やはり津々浦々の日本の景色と、寅さんとその周辺の登場人物が織り成す人情劇にあります。 これだけ枠も出演者も決まっていては、毎回予定調和みたいなものに終始してしまい、 それがどうにも好きになれないという向きもあるかとは思いますが、 作品数の多さ故の変化による面白さ、例えばさくらの息子・満男(吉岡秀隆)の成長振りや、 とらやの店員の変遷、 後藤久美子と並ぶ最多4回の出演をしているリリー(浅岡ルリ子)と寅さんとの関係の進展などがあります。 リリーに関しては「寅次郎ハイビスカスの花」かなんかのキャッチコピーが 『おにいちゃん、結婚するならリリーさんしかいないのよ!(うろ覚え)』なんていう 寅さんとリリーの関係を知らなければ何のことか意味がわからないであろうものだったりしたこともありました。 また逆に、作品数の多さ故の不変さによる面白さというものもあります。 例えばおばちゃんは永遠に横文字に弱いし、タコ社長はいつも税務署に行く用事があるし、 ゲンちゃんはいつもお寺の掃除をしているし、といったようなことです。

これらの要素を毎回過不足無くとりまとめて、ほとんど全ての作品が(全部は見ていませんが) 一定の水準に達していること、そしてこの作品が途絶えてから以降の日本映画界の凋落を考えれば、 やはり「男はつらいよ」は日本を代表する名作ということになるのではないでしょうか。

ちなみにどんなマドンナが出てきても、第1作のさくらよりキレイな人は出ていない、と個人的には思います。

さらにちなみに第1作「男はつらいよ」から全出演しているのは寅さんの他に、 さくら(倍賞千恵子)、博(前田吟)、おばちゃん(三崎千恵子)、タコ社長(太宰久雄)、 ゲンちゃん(佐藤蛾次郎)、そして御前様(笠智衆)だけ。

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