座頭市
ザ・ファン
ザ・プレイヤー
サボテン・ブラザース
サマー・ナイト
サリバンの旅
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
サンダーアーム/龍兄虎弟
三銃士
3人のゴースト
死刑台のエレベーター
シコふんじゃった
シザーハンズ
仕立て屋の恋
七福星
シティ・スリッカーズ
自転車泥棒
シド・アンド・ナンシー
シベリア超特急
ジャイアント・ピーチ
シャイン
蛇鶴八拳
ジャッキー・ブラウン
Shall we ダンス?
12人の優しい日本人
ジョー、満月の島へ行く
少林サッカー
少林寺
ジョージア
ショーシャンクの空に
ジョーズ
ショート・カッツ
白雪姫
シリアル・ママ
知りすぎていた男
私立ガードマン 全員無責任
白い恐怖
シングルス
シンドラーのリスト
審判
深夜の告白
シン・レッド・ライン
酔拳2
スーパー・タッチダウン
スーパーマン
SUPER8
スウィング・ガールズ
スクール・オブ・ロック
スクリーム
SCORE
スコルピオンの恋まじない
スターウォーズ エピソード2
スターシップ・トゥルーパーズ
スターダスト・メモリー
スタンド・バイ・ミー
ストレンジャー・ザン・パラダイス
ストレンジ・デイズ
スネーキーモンキー/蛇拳
スネーク・アイズ
スパイキッズ
スパイナル・タップ![]()
スパイ・ライク・アス
スパニッシュ・アパートメント
スモーク
スリーメン&ベビー
スリー・リバース
世界残酷物語
世界中がアイ・ラヴ・ユー
絶叫屋敷へいらっしゃい
セブン
セブン・チャンス
セレブリティ
戦国自衛隊
セント・エルモス・ファイアー
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
千と千尋の神隠し
内容は単純で、薄いといえば薄いが、それは勧善懲悪の時代劇だから仕方が無い。 むしろ薄い内容を深く面白く見せることが監督の腕のように思う。
座頭市を金髪にしたのは作品世界の中でのエイリアンであることと、 勝新太郎版を代表とする従来の作品とは(正に)毛色が違うということの強調ではなかろうか。 あまり違和感は無かった。 よくよく考えてみれば按摩で居合の達人という設定が既におかしいといえばおかしいので、 元々何が起こってもおかしくない時代劇ではある。
所々コメディアンならではのベタな笑いがあって素直に笑えたが、 そのせいで映画全体があまり張り詰めていない。それが狙い通りかどうかは不明。 ちゃんとした時代劇を期待している向きには不評かもしれないが、万人向けではあると思う。
座頭市が実はであるというのはおそらく 最大のタブーと言うか裏切りだと思うが、もっとも監督が言いたかったと思われる 「」 「」 というセリフを言わせるには必要な設定なので仕方ない。
サタデーナイトライブ出身の3人の夢の共演。更にジョン・ロビッツ、ジョー・モンテーニャも出演している。 オープニングから大爆笑。アメリカ・コメディの中でブルース・ブラザースと双璧をなす作品。 こういう作品があるからアメリカを嫌いになりきれない。心に残るバカッぷり。
淡々と、しかも努めて抑え気味に進む登場人物紹介とストーリー。 そして逆にたくさんの情報がこめられた映像。 つまり外はあっさりサクサク、中はトローリ濃密な感じで、わずかに歪んだ世界。
そしてこれは登場人物たちの人間関係にも当てはまる。 ロイヤルやパゴダを除くと皆洗練されドライな人たちのはずだが、 その裏にはドロドロとしたいかにも人間臭い感情が眠っている。 ロイヤルはもっとも洗練されていないクズのような人間のようで、実際クズのような人間なわけだが、 少なくとも一家と一家に関わる数人の人生が良い方向に向かう転機は彼によってもたらされており、 ロイヤルこそもっとも人間らしく血の通ったキャラクターであるともいえる。 おそらくはこのあたりが監督の狙いではないかと思うが、 墓碑銘などに見られる自己中心的な考えと傲慢さが最後の最後まで健在だったのがよかった。 結局のところ、タイトル通りに終始彼の我儘だと思うと楽しくなる。
黒ジャージは普通に笑えた。
ジャッキーが拳法家の息子でも刑事でもなく、冒険家なんぞやってる珍しい作品。 アクションと笑いが程好く共存している。
個人的には親友アランの役がおいしいと思う。
本物のシドより格好いいのが難点。
セリフの棒読みもカツゼツの悪さも体型もMIKE MIZUNOも市川昆的イメージ挿入も、全てがつらい。 肝心の山下大将が水野晴郎でしかなくてつらい。
この作品に対して真っ当な話をするというのがいかに無粋な行為であるかということを踏まえた上で、 敢えて真っ当な意見を言ってみると、 映画の評論家が監督になるというのは確かに1つの夢の実現ではあると思う。 世界の名匠たちの様々な技法を駆使し、 今まで見たどの映画よりもたくさんのプロットを盛り込んで作りたくなる気持ちもわからなくはない。 しかし、その技法は名匠の時代に発明されたからこそ凄いのであって、 またたくさんのプロットも全て手垢にまみれたものではどんなに盛り込もうと意味がない。 これらを最もわかっているはずの評論家が、監督・主演という仕事自体に舞い上がって全ての愚行を実践したのがこの作品。 つまりオリジナリティを感じさせるものがブクブクと太った腹しかない。
以上のようなことから、『シベ超』は普通に鑑賞するべきものではなく(そんな人はいないと思うが)、 「水野晴郎・その狂気の世界」の第一章としてみて笑うべき作品。もしくは「陳腐」という言葉の具体例。 他にも言いたいことはイロイロとありますが、最も驚きなのはこの作品が劇場公開されたこと。
「シコふんじゃった。」の周防正行監督の独特の間により、邦画に多いかったるい雰囲気が少なくてよかった。 セリフ棒読みの草刈民代には批判も多いようですが、ダンスをとるか演技をとるかを考えれば ダンスを選ぶ方が理にかなっているのでヨシとすべき。
『12人の怒れる男たち』のリメイク。ではなくパロディ。 なので元ネタと比較することはあまり意味をなさないが、 日本人をうまく捉えていてオリジナルとは別の独立した作品になっている。 ほとんど会話だけで作品を成り立たせてしまった三谷幸喜の新作に期待したい。
島本和彦の漫画やおやじダンサーズに通じるものがある。
こういう映画について、とやかく言うことはない。とにかく燃えろ。
いまやハリウッドアクションスターとなった“中国武術会の至宝”ジェット・リーのデビュー作。 悪い奴に父親を殺されながらも泣く泣く逃亡し、少林寺の人に助けられ、少林寺に魅せられ、 入門して修行し、小林幸子似のヒロインと知り合ってこれを助けるために悪い奴らと戦って痛み分け、 さらにまた少林寺に攻め込まれて戦って勝利、という山盛りのストーリーを90分ほどに詰め込んであってすごい。 凄いテンポだ。しかもそれは実は回想だったりするので更に凄い。恐るべし香港。
勿論アクションは文句なく素晴らしい。脇役である他の修行僧達が使う蟷螂拳や酔拳などはかなり本物で、見ているだけで楽しい。 しかしその修行僧同士のアツ過ぎる友情は笑えることは笑えるがちょっと気持ち悪い。 そして気持ち悪いと言えばポツリポツリと残酷なシーンも垣間見ることができるが、 明らかに製作者側は気持ち悪いと思っていないことがわかる軽い扱いなので気にはならない。と思う。
悪の首領の鎧が妙にピカピカしていて、しかもどう見ても布でしかないことはご愛嬌として、 その他(特にアクション)は20年以上前の作品とは思えない。 エンターテイメントとしても実に簡潔しているように思う。 しかしスターウォーズの5年後の作品と考えるとやはりいろんな意味で「凄いぜ香港」、これに尽きる。
極私的な感想として、“先生”が友人のF君にそっくりで笑えた。
ジェニファー・ジェイソン・リー的には『カンザス・シティ』の方が似合うが、 『ジョージア』の落ちぶれていくJJリーの姿もまたいい。 でも主人公の名前はセイディ。ジョージアはその姉。
それで?と言いたくなるような普通さ。こじつけとしか思えないような結末。 しかし現実に事故や事件は普通に起こるし、結果的に見ればこじつけに見える。 ただその発想・視点がシニカルすぎて伝わらないかもしれない。
悪い女王のいる城(=一般社会)から逃げさせられた姫が、 森(=理や法の通じない場所。一般社会ではないところ)にいる 7人(=7はあらゆる物・全て・たくさんを表す数字?)の小人たち(=人間として完全ではない=動物?犯罪者?)に 「食事をする前には汚れた手を洗いなさい」(人間と動物の区別?人としての更正?)と言う。
いろんな意味で深い物語。
いろいろと無理のある話かもしれないが、 早い展開とかわいい女子高生、そして音楽の力で楽しくさせられてしまう。 この監督の作品は展開が早くて気軽に楽しめて、いろんな意味で漫画のような映画。
主演のジャック・ブラックがたまらなく鬱陶しい(ほめてます)。 あと音楽への愛情。この2点にかわいい子供達を加えた3つで成り立っている映画。 あ、あと友達の彼女がたまらなく腹が立つ(ほめてます)。4つだ。
落ちこぼれが子供たちで無く大人である点を除けばいわゆる「がんばれ!ベアーズ」方式から 一ミリも外れておらず何の意外性も無いが、それでも面白いのはやはりジャック・ブラック効果、 もしくはみんな音楽が好きだから。 彼の音楽史の授業を受けてみたいと思う人は少なからずいるはず。
1940年を舞台にしたウディ・アレンらしいエンターテイメント作品。 おそらく魔術ショーを見ていて思いついたネタではないだろうか。 本人もインタビューで言っている通り、特にメッセージ性はなく、 肩の力を抜いてオスカー受賞者が揃った豪華な出演陣の演技を楽しめる。 ウディ・アレン本人も年をとった寂しさはあるものの、催眠術にかかるシーン等は爆笑。 女性には敵わないことを思わせる落ちもウディ・アレンらしくて好き。
アミダラとアナキンが草原で戯れるシーンはこれが本当にスターウォーズか!?と。 話の進行上必要かもしれませんが、あまりにも野放しな2人にビックリ。ヨーダにもビックリ。
全体としては予想通りと言うか何と言うか、 これから共和国の中から帝国が生まれるんだろうなというのもよくわかってこれはよかった。 エピソード3ではダースベーダーの誕生、 共和国から帝国への変遷、ルーク誕生までやるんでしょうけどきつそうですね。
ジェダイが続々と現われてライトセーバーぶんぶん振り回すところでなぜか物凄く感動しました。 久しぶりに涙が出そうでした。自分でも訳がわかりませんが。
彼女にいいところを見せたくて軍に入隊する主人公、ビバリーヒルズ高校白書よりもお気楽な戦闘部隊、 勢いだけで白兵戦を挑んでいく軍隊、面白いように(地上から!)撃墜される宇宙艦隊。 あらゆるものに圧倒されました。
ポール・バーホーベンというと駄作の代名詞のように思っていましたが、 そのイメージが見事に覆されました。本作品には様々な皮肉がこめられているようですが、 そんな小さなことよりも、毒々シリーズにも通じるようなくどいまでのバカさ&下品さ、 そして大迫力のCGを使った画面と2流演技のチープさの対比が素晴らしく、大変笑えました。 どこまで狙って作られているのかが全くわからない、変な意味で懐の深い映画。
フェリーニへのオマージュだ何だと言われてもフェリーニの映画は見たことないのでよくわかりませんが、 とにかくウディ・アレン本人は最高傑作だといってます。
「ぼくらはたくさんの孤独な人たちと列車に乗っていて、 列車がどこへ向かっているのかも判らない。 ひょっとしたらはじめと同じゴミ捨て場かもしれない。 でも前に考えていたほどそれはひどくないんだ。 それはぼくらがお互いのことが好きで、笑いがあったり親密だからなんだ。 そしてすべてはもっとのりこえやすいんだ」
このセリフこそこの映画の、引いては彼の映画の根幹ではないでしょうか。
登場人物の関係を絶妙な間で表現していて、笑える。 映像的にもすごい(カメラ・ドール受賞)が、とにかく間がすごい。爆笑必至。
メンバーもエピソードもビートルズとかツェッペリンとかストーンズとかを足して適当に割ったような感じで笑えた。 特に楽器を説明する場面のバカさ加減は必見。スタンド・バイ・ミーを撮った監督とは思えない。
物語はロックの歴史をなぞるような起承転結で、 メンバーの感情もそれなりに起伏するが、見ていてすごくどうでもいいと思った。良い意味で。 ラストはアメリカ映画らしく微妙にハッピーエンド。 リードギターの着ていた王のジャイアンツユニフォームが時代を感じさせて泣ける。 いや泣けない。
主人公が参加することになった共同生活にはヨーロッパ各地から集まった学生たちがおり、 様様な背景を持っている。共同生活は笑いあり涙ありで過ぎていく。 この設定がEUを意識していないはずがなく、「真のグローバル化とは」とか陳腐なメッセージが浮かぶが、 相手に対する尊敬の念があって余程偏っていなければそこそこうまく付き合えるというのは小学生でもわかることなので割愛。
もっとも共同生活を通して変わっていく主人公に対して共感できるかというとそうでもないのはつまらないメッセージが鼻につくからというよりも、 単純に主人公の自由への、夢に生きることへの憧れの描き方が少なかったからだと思う。 少なくとも私は、主人公がそんなに作家になりたがっているとは最後まで気がつかなかったので、 官僚の道を捨てたのもやり放題やって楽しかったバルセロナを忘れられず、 ただ楽しそうで安易に見える道を選んだようにしか見えなかった。ただバルセロナが良いところであることはわかった。
男3人がそれぞれの立場からテレビをぼけっと見つめる場面やイギリス娘のために皆が力をあわせる場面(特に弟がナイス)は単純に笑うことができてよかった。
音楽は珍しくレディオヘッド(ノー・サプライゼス)がそれらしく使われていたが、 音楽の使い方があざといように思えたのもあって微妙な心持ち。
予告編では結構引いてしまって「うわーコレは失敗した」とか思ったけど 本編はそれほど「残酷」なシーンはなかった。 というのは結局「生きていくことは残酷なことだ」みたいなことがメインだからというのと、 やらせが半分ぐらいある(と思う。特に日本の場面)から。 モンド映画の金字塔?的作品。
賛否両論あるようだけどこの映画にとって最高のエンディングだったと思ふ
バスター・キートンに関してはこれ一本見ておけばOKといえる、ノンストップアクションムービー。 どんなアクションシーンでも「鉄面皮」と呼ばれた無表情は崩さない。
クロークの娘、遺産相続の話を持ちこんだ弁護士、 そして本来一人であるべき花嫁が大量に登場するミスマッチ、この3点がツボだった。 決して女性の立場が強くない時代だと思うが、何気に女性の本性(強さ)を上手く描いている。
「弱き者、汝の名は女」ハムレット
再見。自分を変えるために離婚した男をケネス・ブラナーが演じており、 そこそこ頑張ってはいるがこれはウディ・アレンにこそふさわしい役柄。 ただ自演するにしても無理そうな点はあったので、妥当なのかもしれない。
離婚を経たことで男は積極的に、女は消極的にセレブリティに翻弄されるわけだが、 この点「バートン・フィンク」なんかと同じで、更に浮ついたセレブたちを笑うのは「プレタポルテ」と同じ。 ウディ・アレンのオリジナルはセレブに翻弄される人たちまでも笑っている点にあるように思う。 ただセレブリティてのは祭り上げる人がいてこそのセレブなわけで、その辺が冒頭のHELPにつながるのかなと。 つまりは踊る阿呆に見る阿呆。
いずれにしても生粋の庶民である私なんかにとっては同族嫌悪に近いものにも見えてしまうのは残念なところ。 全く同じ穴の貉として見ているわけではないが、かけ離れた距離を考えるとどっちでもあまり変わらない。 ウディ・アレンらしいネタではあるが、新人監督がこの作品を作ったらもっと話題になったのかもしれない。 また、物語の結末は他の監督であれば男が幸せになる話にもできるような気もするが、 以前映画館で見た時よりも主人公の気持ちやらなにやらわかったように思う。
千尋の両親を完全に切り捨てている点が気になる。かつてないコトだ。また、ハクと千尋が帰るシーンはトトロで言えば猫バスにあたると思うが、今までの作品のような勢いがなかったように感じた。 感動の勢いが欠けていると言ったほうがいいだろうか。
もののけ姫以降、大人向けか子供向けかハッキリしなくなっていて心配だ。「大人も感動する子供向け」という基本に立ち戻って欲しい。
また、これで日本一の興行収入というのもなんだかなあという感じ。これはこれで面白いと思うけどね。
ヴェンダースの映画は時に冗長でダラダラと続くように思えることがある。 それがはまったのが「パリ、テキサス」であり「10ミニッツ・オルダー」の「トローナからの12マイル」で、 はまる場合はいいがはまらないとどうにも退屈に感じてしまう。 それがドキュメンタリーだと尚更自己満足の連続でつらい。 ドキュメンタリーの対象となる人たちは割と起伏に富んだ人生を送っているのだが。
内容的にはスキップ・ジェイムス、J.B.ルノアー、ブラインド・ウィリー・ジョンソンという戦前から戦後にかけての、 おそらくはヴェンダース好みの3人のブルースマンの人生を、 再現シーンと実際の映像、そして現代ミュージシャンがその人のブルースをプレイする映像を組み合わせて追っかけている。 しかしヴェンダースが監督した再現というか当時の場面は無駄が多く、役割的にもテレビ番組の再現VTRと大差ないのは残念なところ。
この作品はしかし映画としてはダメかもしれないがドキュメンタリーとしてはおそらく秀逸。 3人の紹介に手一杯で一人一人を掘り下げるところまで行かず、 まとめも大きな話ばかりでなんとなく手を抜いた気がしないでもないが、 貴重な映像がたくさんあるようだし、 なにより現代ミュージシャンによる演奏を集めたシーンだけでも見る価値はある。 特にルー・リードなんてかっこいいったらありゃしない。
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